石油分析機器

SmartDHA3アナライザ (SmartDHA3 Analyzer)

1990年に開発されたASTM D6730に基づく方法として、ガソリン分析ソフトGAS-90を発売しました。発売から23年すべてのユーザーからのご希望を取り入れ、使いやすくしたソフトとしてSmartDHAをリニューアル販売致しました。また2022年JIS改正にともないSmartDHA3としてリニューアルしました。

SmartDHAソフトウェア
  • 全成分分析法
  • ガソリン及びガソリン基材に対応
  • ピーク面積から、保持時間を自動予測
  • データ変換から解析、印刷までメニュー選択で簡単操作

ガスクロ蒸留 (SIMDIS Analyzer)

石油留分を特性付ける主要な仕様は沸点のデータです。ナフサから重油サンプルに渡る広範囲な試料の真沸点を正確に測定する、完璧なターンキーのガスクロマトグラフのソリューションを提供します。迅速で正確な沸点の結果を得ることができます。

AC SIMDIS
XLNCアナライザ
  • C120までの沸点分布
  • グローバルスタンダードの分析法
  • 多くの公定法に対応 ASTM D3710, D7096, D2887, D5307, D7213, D6352, D7169, D7500
  • AC8634,原油アナライザを含むユニークなアプリケーション専用計算法搭載

原油アナライザー (Crude Oil Analyzer)

原油分析計は、DHAフロントエンドと高温ガスクロ蒸留の結果を結び付け、1つの真沸点レポートを作成することで、最高の性能を発揮しています。標準化委員会では、原油のDHAフロントエンドの結果と高温ガスクロ蒸留の結果をマージすることが可能かどうかのメソッドを開発しています。このマージにより、より正確な沸点範囲のデータを得ることができ、原油全般に渡る正確なカットポイント間隔の決定が行えます。

原油
アナライザー
  • DHA分析とガスクロ蒸留の技術を結集することによりより正確な原油分析計を提供します。
  • 重質油全般に渡るより正確な分析
  • より正確な沸点範囲の算出とカットポイント間隔の決定により、製品の価値を最適化しています
  • ASTM D7169,IP545,IP601とEN15199-3とのコンプライアンスを実現

リフォーミュライザ M4 (Reformulyzer M4)

リフォーミュライザー® M4は、すべての種類のガソリンおよびガソリン混合物を分析する、多次元ガスクロマトグラフィーを使用した最先端装置です。1台の装置でパラフィン、オレフィン、ナフテン、含酸素化合物、および芳香族化合物の分析を組み合わせることが可能です。リフォーミュライザーは、時間短縮、柔軟性、および製品価値の最適化という現代の課題に的確に対応した唯一のソリューションです。

AC
リフォーミュライザ
M4
  • 石油製品GC測定の世界標準
  • キャリアーは窒素ガス
  • 39分で全ガソリン分析
  • ASTM D6839、EN14517,ISO22854の公定法に対応

CNS SIMDISアナライザ (CNS SIMDIS Analyzer)

ディーゼルや重油を含む炭化水素ストリームの炭素、硫黄、窒素の高速同時分析装置です。追加の化学発光検出器を備えた疑似蒸留(SIMDIS)メソッドを中心に構築された、CNS SIMDISアナライザーは、炭素、硫黄、および窒素の性格で包括的なオールインワンの定量的沸点データを提供します。

CNS
SIMDISアナライザ
  • 1回の分析で、炭化水素、窒素、硫黄、沸点分布が得られます。
  • 全自動
  • 炭化水素、窒素、硫黄の同時分析可能
  • 進歩したNCD、SCDによる優秀な感度と選択性
  • 丈夫・安定、広いダイナミックレンジ、高速分析

ナフサ、ガソリン専用SIMDIS.-D86, D8612 (8612 – Boiling Point Distribution)

ガソリン及びガソリン関連のストリームの沸点範囲は、ASTMメソッドのD86物理蒸留で分析されてきました。沸点範囲は、プロセスの性能及び製品の品質を管理するための重要なパラメーターです。迅速な沸点範囲のデータを収集するために、AC8612アプリケーションを開発しました。

ナフサ、ガソリン
専用SIMDIS 
  • 8分で試験が出来る
  • 10~15分のサイクル時間
  • データはJIS K2254試験の再現性の範囲内
  • 高度な自動化により、24時間連続の無人分析an
  • 結果はオペレーターに依存しない
  • 労働コストと消耗品コストの大幅な削減

灯油、軽油専用SIMDIS.-JIS K2254匹敵 (8634 – Boiling Point Distribution)

灯油及び軽油の沸点範囲は、ASTM D86物理蒸留で分析されてきました。沸点範囲は、プロセスの性能及び製品の品質をモニターするための重要なパラメーターです。当システムは、D86データを測定する試験者に役立つよう、AC8634アプリケーションを開発しました。

灯油、軽油専用SIMDIS 
  • 6~8分で試験ができる
  • サイクル時間は10~15分
  • 高精度: 経験豊かなオペレーターによるJIS K2254の仕様に匹敵
  • 高度な自動化による24時間体制の分析
  • アナライザーがJIS物理蒸留に関連した火災の危険を防止し、高い安全基準を保証
  • 物理蒸留ユニットと比べて労働コストと消費財コストの大幅な削減

真空紫外GC用検出器(DVLS PIONA VUV-GC Analyzer)

真空紫外域(VUV域)の光を検出する装置です。(Vacuum Ultraviolet) VUV域は波長が約10~200nmの領域で空気中の酸素分子や窒素分子によって吸収されるため大気中での伝搬距離が短くなります。そのため真空中で測定する必要があり、開発されたのがVUV検出器です。

DVLS PIONA VUV-GC Analyzer

VUV検出器の特徴

          1. 多くの有機化合物や無機化合物に対して高い感度と選択性を持つので異性体や同素体などの微妙な構造差による吸収スペクトルの違いを捉えることができる。
          2. 水や酸素などの成分や熱、放射線に影響されず、バックグラウンドノイズが少ない。
          3. GC-VUV検出器は、石油・環境・食品・医薬品などさまざまな分野で応用されている。
            • 例 ガソリン燃料中の硫黄化合物、酸素化合物などの不純物を高感度に測定。
          4. VUV領域では全てのガスが吸収を起こし、その吸収はIR吸収の数百倍強いことがある。

(シングルランによる全硫黄および全窒素の同時分析)

ElemeNtSは、固体、液体、気体、およびLPGサンプル中の全窒素・硫黄含有量を検出できる最新鋭のモジュール式分析システムです。ElemeNtSへのサンプル導入方法は、垂直型による直接注入と、水平型によるボートインレット導入の2種類から選択可能です。ElemeNtSは、紫外線蛍光(UVF)や化学発光(CLD)を利用した効率的な内部構成よって、ppbからサブ%まで広濃度範囲の硫黄と窒素を検出をします。

ElemeNtS
ElemeNtS
  • 30 ppbw未満の硫黄・窒素を優れた精度で測定(硫黄または窒素測定専用の機器構成も可能)
  • 固体、液体、気体サンプルを迅速かつ正確に分析可能。
  • 10⁴のリニアダイナミックレンジと長期安定性を実現
  • 優れた操作性(タッチスクリーン、直感的な操作感のソフトウェア)
  • 硫黄・窒素同時測定装置では業界内最小サイズ

リアルタイム・ガスアナライザ (Diablo 5000B Real-Time Gas Analyzer)

当システムは、リアルタイムで化学成分の測定を行い、過渡・連続反応のように非常に早い分析が必要なアプリケーションで化学成分をモニターすることを可能としました。燃料電池ガス分析、合成ガスのモニター、触媒試験、揮発性溶媒残留物のモニター、製薬反応器のヘッドスペースモニター、その他多くのアプリケーションに使用されています。

リアルタイム・ガスアナライザ
リアルタイム・
ガスアナライザ
  • 質量分析計に測定サンプルを直接導入し、迅速・リアルタイムに成分分析。
  • ベンチトップ型のオンライン質量分析計
  • 燃料電池・新エネルギー、合成ガス、工業触媒、製薬工業での水素、一酸化炭素、メタン、硫黄化合物、有機化合物などのリアルタイム測定可能。

全自動アスファルテン試験器

地球環境問題から重質油の燃料特性に大きく影響を与えるアスファルテン分試験が重要に!今や石油産業における需要のみに限らず、火力発電所、ボイラー施設、造船業、外航船舶、港湾管理当局など、さまざまな業種が導入を検討しています。今後、アスファルテン分析の重要性はますます高まるものと予想されます。

全自動アスファルテン試験器
全自動アスファルテン
試験器
  • JPI-5S-45-95 準拠(ASTM 法、IP 法のアスファルテンの測定が可能)。
  • 独自の二波長吸光光度法の採用により従来法の繁雑さを一切削除。
  • 測定は30秒。
  • 簡単な前処理だけでどなたにも測定可能。
  • 重油はもちろん基材、分解油等に適用可能。

自動蒸気圧試験器 (HVP 972 Vapor Pressure)

自動車と飛行機のガソリン、タービン燃料、その他の石油軽質留分製品、原油、炭化水素溶剤および化合物の正確な蒸気圧測定を目的として設計された最新式の試験器です。

自動蒸気圧試験器
自動蒸気圧試験器
  • 3回膨張法による。
  • JIS K2258-2 ASTM D5191 準拠
  • 全自動の測定サイクル
  • コンパクトなユニット
  • 寸法 W330×D350×H470mm, 12kg, 100-240V100W

自動マルチレンジ粘度計 (HVM 472  Multirange Viscometer)

透明な液体と不透明な液体を5分という短い時間で測定します。独自の2恒温槽設計により、2種類の温度で5つの測定を同時に行うことが可能です。更に、革新的なオートサンプラーにより、連続測定が可能です。使用済みの試料カップが自動的に取り外されるため、測定中を含むどのタイミングでも新しい試料を追加できます。

自動マルチレンジ粘度計
自動マルチレンジ粘度計
  • 3つのシンプルなステップによる簡単で迅速な操作。
  • JIS K2283 ASTM D445 準拠
  • 独自のオートサンプラーによる連続測定。
  • 測定終了まで5分。
  • 寸法 W490×D750×H1270mm AC100V

オプティフューエル・高精度ポータブルFTIR燃料アナライザー(OptiFuel)

私たちは今まで20年以上にわたり、赤外線(IR)燃料分析の最前線に立ってきました。これまでの機器(GS PPA、TD PPA、QuickSpec)の最も優れた性能を1つに統合し、最新のFTIRテクノロジーを有した業界随一の耐久性を誇るOptifuelが生まれました。取り扱いが非常に簡単であるため、出荷時の工場キャリブレーションモデルを使用した場合、オペレーターはボタンを押すだけで一度に多くの燃料特性を測定する事ができます。

オプティフューエル・高精度ポータブルFTIR燃料アナライザー
オプティ
フューエル・
高精度ポータブル
FTIR燃料
アナライザー
  • ガソリン、ディーゼル、ジェット燃料測定
  • 簡単操作(ボタンを押すだけで、一度に複数の燃料特性が測定可能)
  • ASTM、EN、ISOに準拠
  • 安心の長期保証
  • 持ち運びも最適
  • 寸法 W220×D360×H410mm, 14.5kg, 110-230V 60W

セタン価測定装置 (CID 510 – Cetane Ignition Delay)

ディーゼル燃料油及びバイオディーゼル燃料油のセタン価を高精度で測定できます。新しいCetane ID 510は、コンピューター化されたセタン価測定装置です。このシステムは、キャリブレ ーション及び実サンプルの測定に対し”ワンボタン”で行えるよう、完全自動化されています。搭載されているコンピューターにより点火からの遅れ時間を測定し、セタン価(DCN)への変換を行います。

セタン価測定装置
セタン価
測定装置
  • ASTM D6890 の公定法に対応。
  • JIS K2280 、ASTM D613 と相関あり。
  • 軽油及びバイオディーゼルのセタン価測定が可能。
  • 従来の大型エンジンに代わるラボ装置
  • 寸法W600×D660×H660mm 、電源 AC115-230V3KW

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